おたねこライフ 

アラフォー独身人生の歩き方 楽しく生きるよ

お気に入りの無愛想カフェ

1人店員のカフェの接客がとかく暗くて。
いらっしゃいませ、もないし、ありがとうございます、も
聞こえない。
スマイル0円の日本にあってこの接客。
チェーン店ならとっくに潰れてただろうな…。

 

でも、内装はすごくいい。
広いし、窓が大きくてどの席からも外が見える解放感。
白多めのモノトーンに赤いソファとグリーンがセンス良くて
とても私好み。
駐車場に近所の猫がしょっちゅう遊びに来ていて、
いつもお腹撫でさせてくれるのも最高。

お値段もお味も丁度良く、家からも近い私のお気に入り。

 

だけど、冒頭の接客がね。
口コミ見てもかなり書かれてて、高評価の人も接客は
「気にならない」と添えてる。
私もはじめて行ったときは招かれざる客だったのかとショックを受けたくらい。

ただ、裏を返せば、常連の店であっても、一見さんと
同じ扱いをして欲しい私のようなタイプにはちょうど良いのかもしれない。

自分もずっと接客業だからか、とかく人に気を遣うところがある。
店員の大変さを知ってるからこそ、店員に対してもできる限り親切だし
気分が乗らなくて愛想よく出来ない時は申し訳なさを感じてしまう。

 

だから、このカフェの店長さんの愛想のなさは、
私も気を遣わずに好きなだけ居座るし(ほかに客が居なければ)
丁寧に礼を言ったりせず、店員さんの存在を空気のように思って
過ごせばいいという免罪符になってる。

 

愛想は外にいる猫さんが十二分にふってくれるので問題なし。
今日も昼間行ったら店長と私だけで、通常なら気まずい雰囲気だけど
完全に存在を忘れてゆっくり読書できた。
相変わらず礼も言われた記憶がないけど、私も普段なら必ず言う礼を
言わずに出たのでよし。

 

相手がどう思われようとかまわない、というスタンスだからか
私も良く思われようとしないでいいんだろう。

 

でも私は見ている。
男女別のトイレになっていて、女性用トイレの内装が店内の
シンプルシックな雰囲気と異なって、鏡の周りにカラフルな造花が飾られて
いい香りも漂う素敵な空間だという事。
女性のお客をもてなそうという気持ちは伝わってきた。
後、猫好きに悪い人はいない。

 

ふと思い立ってインスタ見たら、接客が嘘みたいに感じ良いし
ユーモアもあって、写真のセンスもいい。
これ見てきたお客はガッカリしそうだけど、私は逆のギャップに驚いた。
店主が某古都出身なのも知って、なんか、すごい接客の理由が分かったような…
というのはすごい偏見だろうけど。
(観光地としては好きな場所)

 

Googleの口コミが悪くて、印象をよくする口コミを書こうと
店主のことをすごく考えた一日だった。
うっかり恋心と勘違いしそうになって、冷静になれ、と自分をなだめる。
友達と縁を切ったばかりで、寂しいのかもしれない。
うちの猫たちに癒してもらおう。